私のCanon EOS用セミAFレンズユニット
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@Kenko PRO1d ACNo.3クローズアップレンズ ACanonEF35-80mmF4-5.6USM改造
Bレンズ格納用φ80L50延長鏡筒 CKenko デジタルテレプラス PRO300 1.4倍

   デジボーグAF化についてWebで検索すると諸先輩方のレンズ改造記事がたくさん掲載さ
  れています。                                  
  私は、デジボーグの先輩で鳥見仲間の「ぶらり自然散歩」さんのブログ・ページを参考に
  改造を行いました。また、デジボーグを始める切っ掛けは「ぶらり自然散歩」さんの精細
  で素晴らしい画像を拝見したのからです。                     

   改造に当たり自分なりに工夫した部分を画像を交えてお知らせします。

   今までにキャノンレンズの玉抜き改造したのはEF50 F1.8UとEF35-80F4-5.6 USMです。 
  短焦点レンズのEF50 F1.8Uはコンパクトで良いのですがAFの合焦範囲が狭くて扱い難い等
  の短所がありました。ズームレンズのEF35-80F4-5.6 USMは、比較的合焦範囲広くてボーグ
  のセミAF化に適したレンズと言えます。 また、中古レンズが比較的安価に出回ってるのも
  魅力と言えます。                                 

   ここでは、EF35-80F4-5.6 USMを使った玉抜き改造で私が行った要点のみを述べますが、
  どの撮影モードに於いてもレンズエラーが出ないことを前提にしました。        

   レンズの分解に当たってはネジ類の管理や配線・コネクター類に傷を付けないよう慎重に
  行う必要があります。また、改造前に必ずそのレンズの全ての機能が正常に動作するか確認
  しておきます。                                                                    

 1)分解                                     
   @前玉のレンズ枠を取り外す                            
    前玉のレンズ枠を止める3個(鏡筒の周囲に3か所)のネジを外す。         
   A後キャップを外す                                
    今度はレンズを反対に向けて細いドライバーの先等で抉れば簡単に外れます。     
   B絞りユニットのガイドレールを外す。参考画像を開く                
    後レンズの外側に2本のネジで固定されたガイドレールが対称に見えますが、このネジを
    外してガイドレールを取り外します。後で使うのでネジ類は失わないようにして下さい。
   Cズームリングのゴムバンドを外す                         
    ゴムバンドの隙間に細いドライバーを差し込み、ゴムバンドを取り外します。     
   D鏡筒の分解1                                  
    ゴムリングを外すとズーム用のスリット3か所が見えるので、このスリットの中のネジと
    真鍮のスペーサーを外します。スペーサーとネジを失わないようにします。      
   E鏡筒の分解2 参考画像を開く                          
    次に鏡筒の底部と上部を分離しますが、ここからは特に注意が必要です。強引に引き離す
    と絞り機構のフレキシブル配線が切れてしまいます。少し隙間が開いたらフレキ配線のコ
    ネクター部をピンセットまたはラジオペンチの先などでソケットから引き抜きます。  
   F絞りユニットの取り出し                             
    絞りユニットを取り出しますが、その前に位置が変わらないようにマジックペン等で合い
    マークを付けておくと間違いなく組立れます。                                      

 2)レンズの取り外しと各部の加工                        
   @レンズ枠からレンズを取り去る                          
    レンズ枠に傷を付けないようにレンズを取り去るには、レンズを割って取り出すのが一番
    簡単です。私はガラスが飛び散らないようにレンズの両側に適当なナットかボールト等を
    当てがいバイス(万力)で挟んでレンズを壊しました。               
    (目にガラスが入らないようにゴーグル等を着用して安全に行なって下さい。)    
   A後レンズを外す                                 
    プラスチック製の後レンズは細いドライバーの先等で抉れば簡単に外れます。     
   B絞りユニットの分解 参考画像を開く                       
    絞りユニットにもレンズが付いてます。レンズ側を下にすると3本のネジが見えるので、
    これを取り外すと絞り機構とレンズホルダーが分離しますが、フレキ配線に傷を付けない
    ように外します。次にレンズホルダーからレンズを取り去りますが、前玉と同様にバイス
    を使ってレンズを壊して取り出しました。                     
   Cレンズホルダーの加工  参考画像を開く                                            
    レンズを取り去ったホルダーにはレンズを固定する出っ張りがあり、この部分の内径が狭
    いのでこれをヤスリ等を使って広げます。私は高速回転のルーターで内径を広げました。
    この部分の口径が狭いと周辺減光の原因となります。                
   Dズーム情報の固定 参考画像を開く                        
    ズームレンズにはズーム情報をカメラに伝える為のエンコーダーが付いていますが、この
    エンコーダの出力を広角側のF4に固定します。その方法はエンコーダのパターンに接触す
    る摺動コレクターを取り外します 。次に写真のようにエンコーダのプリントパターンを
    ハンダ付けして短絡します。                                                      

 3)組立                                     
   @絞りユニットの組立                               
    以前は、絞り機構の口径を広げる目的で絞り羽根を取り外しましたが、最近のテストでは
    絞りをそのまま残してもレンズホルダーの口径を広げておけば、ズーム位置をテレ端側に
    すれば、絞りを最大値にしてもわずかに周辺減光が出る程度だと解り、重宝な絞り機構を
    残しました。                                  
   A絞り機構とレンズホルダーを元のように組み付けます。               
   B次に絞りユニットをズーム鏡筒へ戻しますが、分解時に合いマークを付けた位置へ嵌め込
    みます。                                    
   C今度は上下の鏡筒を組み合わせますが、絞りユニットのフレキ配線先端のコネクター部を
    元のソケットへ慎重に差し込みます。                       
   D次にAFモーター駆動部の白いジョイント部の結合がずれないように差し込むと上下の鏡筒
    が合体します。                                 
   E次に3か所のスライド部へ真鍮のスペーサーを嵌めこみネジで固定しますが、 私はここに
    小さな平ワッシャーを入れて、ズームリングが軽く動かないようにウエイトを掛けていま
    す。これはカメラを取り付けた時に勝手に回るのを防ぐためです。          
   Fガイドレールの取り付け(画像は外す時ですが、組み立ては逆に!) 参考画像を開く  
    ガイドレールを取り付けますが、絞りユニットを少し動かして切り込みへ挿入します。 
    
 4)レンズの組み込み 参考画像を開く                       
   @改造をしたレンズをボーグの鏡筒に連結するためにφ80L50延長鏡筒に組み込みます。   
    私は写真のようにレンズ鏡筒の外周3か所に塩ビ板を加工したリブを接着し、鏡筒の外側
    から小さいネジで固定してます。ネジ穴はネジ頭が隠れるように少し太いドリルで皿穴を
    加工しました。 参考画像を開く                         
   Aレンズと鏡筒の間に隙間が出来るので、ここに発砲ウレタン等で塞ぎます。      

 5)おわりに                                   
    以上で終りですが、絞りが使え全ての撮影モードが使えるなど当初の目標が達成出来ました。
   このレンズユニットはEOS7Dを使って35ミリ換算の画角が、およそ900ミリで手持ち撮影が可能な
   こともあり、大変重宝しています。                           

    説明不足なところも多々有りますが、これからデジボーグのセミAF化を始める方の参考になれ
   ば幸いと思います。                                   

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